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東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.

人間の里に奇妙な噂が広まっていた。
「人間の顔を持った犬が堆肥を漁っていた」
「足を売っている老婆を見た人がいる」

それら他愛の無い噂は爆発的に広まり、子供達を恐怖に陥れた。
人間を襲う事を本分とする妖怪とは違う、不気味で正体の判らない噂だった。
実害が無いため、大人達は子供の戯言だと思うようになっていく。

               もちろん、彼女達は恐怖しない。
               これらは外の世界の”都市伝説つくりばなし”である事を知っていたからだ。

               都市伝説には面白い特徴があった。
               口伝えで変化していく噂に対応するように、怪異も変化していくというのだ。

               霊夢達は自分に合った噂を身に付け、怪異をオモチャのように扱っていた。
               畏れずに噂を操作すれば、顕われる怪異を無害に出来る。
               いやそれどころか、自分の力にする事だって出来るのだ。
               自分が都市伝説を操る、それが被害を出さないために必要だと考えていたのである。

               それは確かにそうだった。あの夜までは。

ジャンル
  対戦型格闘ゲーム
(弾幕アクションゲーム)
対応機種
  PC
開発
  黄昏フロンティア
上海アリス幻樂団
発売日
  2015年5月10日
(博麗神社例大祭12)
委託日
  2015年5月15日

あらすじ

人間の里では、いくつもの奇妙な噂が広がっていた。
その怪異には、口伝えで内容が変化する度に、怪異そのものも変化すると言う特徴があった。
幻想郷の実力者たちはその性質を利用し、噂を操作して変化させ、自分に合う怪異を自らの力としていた。
あるとき、「オカルトボールを七つ集めると、何かが起こる」という噂が広まった。
皆はこぞって、そのオカルトボールを集め始めた。


登場人物

宇佐見 菫子


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